2023年11月10日(金)~12日(日) 東京農工大学府中キャンパスにおいて、第65回農工祭(農学部学園祭)が開催されました。
期間中、強風や寒さに悩まされましたが大きな混乱もなく多くの方にご来場頂き、コロナ禍では人数制限がありましたが制限すべてが解除になり、賑やかな学園祭となりました。
模擬店のテント数も昨年より30張増えたそうで、各店舗ともに多くの人でにぎわっていました。例年の出店に加え、外国人留学生のグループによるお国自慢の料理の販売が目立ち、国際色豊かな学園祭になっていました。
屋内で開催された企画では、音楽系や文科系や研究室など、30団体が日頃の成果を発表していました。
そのほか、スポーツ大会やステージ企画など盛り沢山で、すべてを見ることはできませんでしたが、12日(日)に取材したものを画像中心にお伝えしたいと思います。
① 農工祭の開催前から立て看板が農学部正門前にあり、画像左側は前日の立て看板で開催まであと1日となっていましたが、右側は当日の立て看板で内容も変わっていました。
前日の立て看板 当日の立て看板
② 研究室も模擬店を出店していました。画像左側は伝統の園芸学研究室のシクラメン販売。右側は、同窓会の副理事長である大川先生の研究室(作物学研究室)の福島支援企画で、福島県産の米販売の様子。
園芸学研究室のシクラメン販売 大川研の福島県産の米販売
③ メインストリートには模擬店が立ち並び大盛況でした。
立ち並ぶ模擬店
④ 模擬店には前回の学園祭実行委員の店や伝統の「林科の焼き鳥」が出店されていました。「林科の焼き鳥」には、長蛇の行列ができていました。
64代学園祭実行委員のチヂミ 焼き鳥の出来上がりを待つお客様
⑤ 取材時、ステージではフォークダンス部の演技が行われていました。白梅学園大学とのコラボという形式で大学間の交流があって、良いなと思いました。11日(土)のお笑いライブでは、空気階段・ニッポンの社長・ジェラードンとギャラは大丈夫かなと思うくらいの芸人が出演していました。
フォークダンス部の演技
⑥ 屋内で開催された企画では、音楽系サークルの公演、文科系サークルの展示、学科・大学院の紹介など多彩な企画が行われ、多くの人が訪れていました。
グリークラブの立て看板 植物研究会の植物解説
学科・大学院紹介
⑦ サスティナブルを掲げている農工大では、ゴミステーションを設けてごみの回収をしていましたが、来場者も協力的でごみを捨てるために長蛇の列ができていました。さすが農工大、さすが日本人。
ゴミステーションの様子
⑧ 福利厚生センター前では、親子連れが模擬店の商品を仲良く食べていて、ほっこりしました。
家族で食事
今年度は、コロナ禍の制限がすべて解除され、久々に活気のある学園祭だったと思います。来年以降も回を重ねて伝統が引き継がれると思いますので、皆様暖かい目で見守っていただけると幸いです。
こうほう支援室 池谷記